Share the storyこの商品ができるまで
Behind the products商品の裏側
製造工場①
切削加工:㈱アクシア(三重県鈴鹿市)インスタグラムはこちら
モータースポーツの街、三重県鈴鹿市で金属加工を行っている企業です。
現マネージャーが機械メーカーの技術部門で修業後、2008年に設立。主に自動車・食品関係の機械部品を製造しております。機械メーカーで学んだ知識と技術を生かし、5軸加工などの複雑な加工を得意としております。
一方で、オリジナルプロダクトの開発にも力を入れ、Instagramにて多数の商品を販売。社名のAXIA(アクシア)はギリシア語で"価値のあるもの"という意味です。どんな製品であろうと妥協せず、常に高品質を追求し"価値のあるもの"を作り続け、社員自身の価値を高めることを目指しております。
製造工場②
アルマイト加工:㈲電研(大阪府大阪市) インスタグラムはこちら
当社の事業はアルミ金属への電解研磨及びアルマイト処理です。主なサービスとして化粧品・医薬品に用いられるキャップへの処理を行っております。工場の所在地である大阪市生野区のものづくり事業として様々な地域貢献も行っており、直近ではジュラルミンアルマイトにも着手し、領域を広げております。大手文具メーカーとの高級文具の作成、航空宇宙関連のセンサーへのアルマイトも施しています。
●クロムフリーの電解研磨技術
当社が知る限り、世界で六価クロムを使わずに複雑な形状のアルミ金属へ電解研磨処理を施せるのは電研だけです。2005年に現社長の桐島張央が発明しました。この技術により、アルミ金属のポテンシャルを最大限に発揮できます。
●イメージ通りの色彩を実現する染色技術
当社は長年にわたり化粧品キャップの表面処理を扱ってきました。キャップへの染色はそのブランドのイメージを向上させるために重要です。色ムラがあってはいけない中で、多彩な色の扱いはもちろん、同色の再現度の高さも定評があります。
職人の想い~㈱アクシア~
現代社会には無数の商品が存在しています。その中の多くが技術や設備の進化により、安価で購入出来る時代となりました。しかし品質という面では、価格程の成長曲線は描けていないどころか、劣悪な商品まで目にするようになりました。アクシアでは日々、"品質"を最重要項目にものづくりをしております。細部にまでこだわった加工・商品を一般の方々にも知ってもらいたい。その想いで、2023年よりInstagramにて金属加工・金属製品の魅力を伝える活動をしております。そこで同じ志を持ったIBUKI様と出会い、今回のスマートキーケースが完成いたしました。IBUKI様の商品を通じて、みなさまが"高品質"を感じていただければ、ありがたく思います。
職人の想い~㈲電研~
美しいものは、丁寧な時間から生まれます。電研のアルマイトは、ミクロン単位の世界と向き合うIBUKIプロダクトに関わる職人達の精度がつくる「静かな贅沢」です。鏡のように澄んだ電解研磨の輝き。そこに重ねられたわずかな色の層は、道具をアクセサリーへと変えます。触れた瞬間の質感、上質な光の入り方と輝き、手元に置いたときの満足感。色がのった瞬間、金属が語り出し触りたくなる。欲しくなる。それが電研のアルマイトです。ぜひ手に取っていただき、その質感を確かめていただけますと幸甚です。
商品へのこだわり
アクシアが商品開発をする上で、まず考えることは「独自性」です。いかにして差別化を図るか―熟考の末、今回のスマートキーケースは「切削跡(カッターマーク)」をテーマにいたしました。ある箇所は、あえて荒めに削り切削跡を際立たせる。また、ある箇所は極限まで滑らかに仕上げる。切削跡を生かすため、手作業などによる仕上げは一切行っておりません。合計18本の切削工具を駆使して作られた製品は、最終工程のアルマイト処理を経て、ずっと触っていたくなるような質感に仕上がりました。
開発の背景
「とある工場さんのInstagramが評判で、技術もすごいのでは?」とSNS担当者からの報告で㈱アクシア様を知りました。アカウントを拝見し、これはぜひ取引がしたいとDMを送ったのが始まり。すぐにお電話でもご挨拶させていただき、BtoBでの相談も含めて三重県の工場へ訪問しました。ちょうど「IBUKI」の構想が固まりつつあった時期で、その方向性にも共感いただき、「今後なにか一緒にできれば」という話にまで発展。後日、㈱アクシア様よりスマートキーケースのご提案をいただきました。IBUKI社長がトヨタ自動車出身ということもあり、この企画にすぐに賛同し、本製品の開発がスタートしました。設計・デザイン・モデリングは㈱アクシア様が担当。表面処理である「アルマイト」加工は、業界随一の技術を誇る㈲電研様に依頼しました。切削加工とアルマイト、それぞれの分野でトップクラスの技術をもつ2社がタッグを組み、スマートキーケースが完成。SNSという、今の時代ならではの出会いから始まったこのプロジェクト。「SNS×業界トップクラスの技術力」により、ものづくりの新たな可能性を形にした商品となりました。